【指導方針】ジュニアクラスで大切にしていること。

2024.04.15

みなさんこんにちは!!

今日は、皆さんに私たちリガーレバスケットボールアカデミーのジュニアクラスで大切にしている指導方針を共有させていただきます。

まず大前提として・・・

バスケットボール選手である以前にスポーツマンに育てる。

スポーツマンに育てるということは、運動神経を向上させていくということです。そのためのプログラムは取り入れています。例えばアニマルウォークやリズムジャンプ、鬼ごっこに始まりコーディネーション等です。自分の体をうまく使いこなせることがまず大前提です。普及や育成が目的のクラスを持つアカデミーではどこでも取り組んでいるのかなと思います。

その上で、バスケットボールの指導として大切にしていることを記します。

①まずは出来ることを1つずつ増やしていく。

なんだそんなことかと思われますよね。もちろん対人プレーやゲームも最後にやったりします。子ども達はゲームが大好きなので・・・ただリガーレのジュニアクラスに通う子たちは、まだミニバスに入ってない子たちもたくさんいます。そのためできないことだらけです。できないことだらけなのにディフェンスから妨害されてもっとできなくなったらバスケットボールが楽しくないですよね。最終的には、闘争型のスポーツなので妨害されてもプレーできたり、相手を妨害したりすることは教えていきますが、まずは妨害されずにできることを増やしていくことを大切にしています。

②ゲームの中に独自のルールを入れてゲームの本質を学ぶ。

前述したように、子ども達はゲームが大好きです。ただゲームは楽しいものですが、その中にリガーレ独自のルールを設けることでバスケットボールというゲームの本質を自然に楽しく学んでいきます。ここでは、細かなドリルの紹介はせずに私たちのメソッドを紹介していきます。大前提として、リガーレは個人スキルに特化したアカデミーなのでまずは個人でシュートやドリブルで攻める意識をもたせるのが大前提ですが、バスケットボールというゲームはチームスポーツであり、相手が妨害してくるので仲間と協力して得点した時の楽しさや仲間と協力して相手を妨害した時の達成感を植え付けていきます。

例えばタイムプレッシャーというルールです。バックコートを5秒で運びましょう!!というルールを設けた時にドリブルで運ぶか仲間と協力して運ぶかを判断しなければなりません。ドリブルで運ぶのもパスで運ぶのも正解ですが、相手が妨害してくるので状況を判断して最適解のプレーをする必要があります。ルールを設けて制限をかけることで自分で考えて判断することを促していきゲームの本質を自然に学ぶ環境を作っていきます。

③楽しく夢中にさせること。

私たちリガーレは、育成至上主義でも勝利至上主義でもなく育成と勝利のダブルゴールの理念を持ったアカデミーです。ただジュニアクラスにおいては勝利は2の次でまずはバスケットボールを楽しみ大好きになることが一番大切です。大好きで楽しいことには子ども達は夢中になります。その夢中が情熱に変換され、将来的には困難なことに対してチャレンジしたり、バスケットボールを続ける源になります。

いかがだったでしょうか?まだまだ私たちが大切にしている指導方針やメソッドはありますが、今回は大きく3つのことを共有させていただきました。

皆様の参考になれば幸いです。記事を読んでいただきありがとうございました!!