第7回 U15ジャパンクラブ大会

2019.01.06

7U15ジャパンクラブ大会総括

14日~6日までの3日間愛知県にて第7U15ジャパンクラブバスケットボールゲームが開催されました。

今年から日本バスケットボール協会の承認を得た大会となり、今後クラブチームの日本一を目指す大会となっていくようです。

ジュニアウインターカップ【 クラブと部活動】

全国中体連大会【 中学部活動

Bリーグジュニアユース【 Bリーグ】

ジャパンクラブゲーム【 クラブチーム

大会も差別化されて、より一層バスケット界が盛り上がっていくと実感した大会でした。

少し大会を振り返ります。

初戦は埼玉ガウチョーズ。

関東4位のチームとさせて頂きました。

月刊バスケットボールにも取り上げられている通り、11人のスキルやフィジカルがしっかりある中で、組織的なチームディフェンスが際立つチームでした。組み合わせが決まった当初から試合出来るのを楽しみにしていましたが、今大会ガウチョーズとやらせて頂けたことで大会のレベルが明確にわかった初戦となりました。

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2試合目は、宮城ウィングス。東北3位のチームです。サイズもあり、テクニックがある選手が多いチームでした。

タイプ的には、LIGAREと似ているぶぶんが多く、高校で楽しみな選手が多かったです。

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ここからは2位グループの交流戦として2日間で4試合させて頂きました。

3試合目のブーマーズは、組織的なハーフコートオフェンスが印象的なチームでした。

チームで、ノーマークシュートを作ることが共通理解されていてとても参考になるチームでした。

4試合目は三重県の鈴亀クラブと試合をさせて頂きました。

鈴亀クラブは、フィジカルとペネトレイトが強く、ディフェンスでもコースに入る巧さがあるチームでした。

最後まで競合いましたが、相手の方が試合巧者で一枚上手でした。

5試合目は、実践中や東海大菅生の選手を中心に構成されたチームのブラックインパクト。

全国中体連大会の決勝に出た選手や神奈川県選抜の選手がおり、競りはしましたが、相手のスイッチが入ったらすぐ離される可能性がある試合でした。いつでも勝てると余裕を持ちながら試合されていたと思います。

最終試合は、愛媛ジュニアオールスター中心で構成されたクロスロード。

ガードを中心によくコミュニケーションをとるチームで、最後まで諦めない姿勢が印象的なチームでした。

その他、交流試合の後にも練習試合を静岡のジムラッツともやらせて頂き選手ともにスタッフも学びが多い大会となりました。

大会を振り返ると、他県と点数以上に差を感じたゲームが多かったです。

宮崎に選手がいないのではなく、環境がまだ育ってないだけです。決して個人で負けているとは思いません。

ただ、ディフェンスのボディアップの質やスペースを与えないベリーアップの仕方など細かな差があり、それを総合していくと大きな差になると痛感しました。

またオフェンスに関しても、ズレを作っても体を当ててフィニッシュすることに慣れていないことや、スペースを見れずに狭いところに悪いラインで入っていったりと基本的な判断の差など個人スキルに関しても多くの学びがありました。

ただ悲観ばかりしているわけではありません。

LIGAREで個人スキルを高める活動をしていなかったら、これほど【 】で勝負は出来なかったと思っていて、LIGAREの果たすべき使命が改めて再確認出来ました。

チームとしては、対人スキルの判断の差を感じました。

他県のクラブチームは、週3回~5回練習しているところがほとんどでLIGAREのように週1回の活動ではありませんでした。

その中で、チームとしてコンセプトを持ってオフェンスやディフェンスをデザインしているチームが多く、LIGAREの次の課題となった部分です。

ここだけでは、振り返りきれないですが、映像を改めてみながら、まずはアカデミーやユースでしっかり共有していきます。

LIGAREのこれまでのユース活動を振り返って

私達LIGAREは、中学校の部活動を引退した選手達で構成されたチームとして、受験勉強も頑張りながら、週1回の練習を8月から開始しました。

目的は【 高校につなげる

最初から本大会を目指したわけではなく、途中から保護者の方々や選手と話をしてゴールを設定しました。

県内外からご協力を頂き、練習試合をお願いする中で、組織というより個人スキルを高校まで高め続ける方が狙いでした。

練習試合でお世話になったチームは、福岡大学附属大濠、九州高校、宗像クラブ、ライジングゼファー福岡U15、熊本ヴォルターズU15、鹿児島レブナイズU15、宮崎北高校、宮崎工業高校、小林高校、延岡学園です。

この場をお借りして御礼申し上げます。

またスポンサーをして頂いた平家の郷様やまるみ豚様にも感謝申し上げます。

結果という形で恩返しは出来ませんでしたが、他県が手軽に足を運べる愛知に、宮崎から行くとなるとかなりのお金がかかります。

ただ行かないとわかりません。

ここは、宮崎の永遠の課題であり、乗り越えないといけません。

今後もスポンサーになって頂けるような魅力ある組織となるよう努力してまいります。

子供達の育成にご協力頂けると有り難いです。

最後に保護者と選手の皆さん

このLIGARE U151期生の活動は終了ですが、ここからが新たな始まりです。

この代が1期生で本当に良かったです。

この経験を自分のものにしてください。

わがままも沢山言いましたが、皆さんと一緒に大会に出れて感謝しかありません。

本当にありがとうございました。

LIGAREユースもここからがスタートです。

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LIGARE MIYAZAKI 代表 吉村康夫